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フランス・アンティークチェアとイギリス・アンティークチェアの特徴について
フランスとイギリスのアンティークチェア
フランスとイギリスのアンティークチェアは、
それぞれ異なる歴史と文化を背景に持ち、デザインや素材
そして醸し出す雰囲気に独特の違いがあります。
今回は、それぞれの特徴をご紹介させていただきます。
優雅で華やか、ロマンティックな魅力がいっぱいのフランスアンティークチェア
フランスのアンティークチェアは、
その優美な曲線と繊細な装飾が特徴です。
まるで宮廷の舞踏会で使われていたかのような、
華やかでロマンティックな雰囲気を持ち
お部屋にエレガントな空気をもたらします。
猫脚や、背もたれの緩やかな曲線など、
全体的に曲線を多用したデザインが多く見られます。
これにより、軽やかで優雅な印象を与えてくれます。
植物、貝殻などをモチーフにした繊細な彫刻は、まるで芸術作品のようです。
また、イギリスのチェアに比べると、比較的軽やかな印象のものが多いです。
木材はウォールナットやマホガニーなどがよく使われており
代表的な様式としては、ルイ15世様式、ルイ16世様式、ロココ様式などがあります。
重厚で落ち着いた雰囲気、実用性も重視したイギリスアンティークチェア
イギリスのアンティークチェアは、重厚感と落ち着いた佇まいが特徴です。
しっかりとした造りで、実用性も兼ね備えています。
直線を基調としたデザインが多く、シンプルで落ち着いた印象を与えます。
オーク材などの丈夫な木材を使用し、しっかりとした造りのものが多く、安定感があります。
またダークブラウンや落ち着いた色合いのものが多く、重厚感を際立たせています。
木材は、オーク材、マホガニー、エルムなどがよく使われ
代表的な様式としては、ヴィクトリア様式、ジョージアン様式などがあります。
まとめ
フランスのアンティークチェアは「曲線と装飾」
イギリスのアンティークチェアは「直線と重厚感」というように
それぞれの国の文化や歴史を反映した個性が際立っています。
どちらを選ぶかは、お部屋の雰囲気や、どのような空間にしたいか
そして何よりご自身の好みによって決めるのが一番かと思っております。
今回紹介したアンティーク・チェア 一覧は、こちら
⇒ アンティーク・チェア 一覧