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アンティーク家具の装飾について
「エッグアンドダート装飾」と「ガドルーニング装飾」
アンティーク家具の装飾には、長い年月を経て愛されてきた独特の魅力があります。
今回は、アンティークの装飾の中でも古くから使われてきた
「ガドルーン・ガドルーニング装飾」と
「エッグアンドダート装飾」について少しご紹介させていただきます。
どちらも古代から受け継がれる装飾であり、
それぞれの時代背景や文化を感じることができます。
熟練した職人の手仕事による繊細な装飾は、美術品のような美しさで
家具に重厚感や格式を与え、空間の質を高める効果があります。
ガドルーン・ガドルーニング装飾 gadrooning
ガドルーニング(gadrooning)とは、
アンティーク家具や銀食器などの縁に施される
畝状の連続模様のことです。
まるで貝殻や花びらが並んでいるかのような
ふっくらとした形状が特徴で
力強さと優雅さを兼ね備えた装飾として、古くから愛されてきました。
古代から用いられてきた装飾技法であり、
その堂々とした存在感は、家具に重厚感と格式を与えます。
光の当たり方によって陰影が生まれ、豊かな表情を見せるのも魅力の一つです。
ガドルーニング装飾は、古代ギリシャ・ローマ時代に起源を持つと言われています。
その後、ルネサンス期、バロック期、ロココ期など、
様々な時代を経て、そのデザインは変化してきました。
特に18世紀のイギリス、ジョージアン様式の家具によく見られます。
アイテムでは、ダイニングテーブル、サイドボード、キャビネット、ミラーなどの装飾で使われることが多いです。
ガドルーニング装飾を使ったアイテムは、こちら
⇒ アンティーク・ガドルーニング装飾を使ったアイテム一覧
エッグアンドダート装飾 egg and dart
エッグアンドダートは、
卵形と矢じり形を交互に配置した連続模様です。
古代ギリシャ・ローマ時代に神殿の装飾として用いられたのが始まりです。
ルネサンス期、新古典主義期を経て、現代においても古典的な装飾として愛されています。
建築装飾にも用いられる、格式高い装飾であり
家具に品格と洗練された印象を与えます。
細部にまでこだわり抜かれたデザインは
見る人を魅了し、空間の質を高めます。
アイテムでは、キャビネット、サイドボード、ミラーフレーム、テーブルなどの装飾で使われることが多いです。
エッグアンドダート装飾を使ったアイテムは、こちら
⇒ アンティーク・エッグアンドダート装飾を使ったアイテム一覧
まとめ
アンティーク家具を選ぶ際は、ぜひこれらの装飾にも注目してみてください。
細部に宿る美しさが、より豊かな空間を演出してくれるはずです。
今回紹介したアンティーク家具 一覧は、こちら
⇒ アンティーク家具 一覧